【 無裁 】(さばくことなし)

己の裁きを終えるとき

 

 

裁くことなし。
そのこころざしを持つ者よ

浄玻璃の鏡は裁くためにあらず
ただいつわらざるために
真実を映し観るために
自分の嘘をあばき

すべてをあかるみにするために



ただすべてを観ている者
すなわち愛であり
愛であるときそこに裁きはない

己の裁きを見よ
己自身の責め苦を知れ
そのすべてをあますことなく観るとき
そこに己自身の真実がある
そこに永遠の平和がある

愛しきすべての者たちよ
あなたの裁きを終えるときがきた